先輩メッセージ
少しでも前向きに
リハビリテーションに取り組めるように
Y.Fさん
回復期リハビリテーション病棟/15年目
出身:八幡市
“できるようになったこと” にも目を向ける
大学卒業後、関東の大学病院で働いていました。結婚を機に盛岡へUターンし、友愛病院で働いている中学生の頃の同級生に、職場の雰囲気の良さや教育体制が充実していることを教えてもらったことが入職のきっかけでした。私は当院に就職後、子どもを3人出産し、子育てしながら働いています。院内保育園もあり、子育てに理解がある職場なので、長く勤務しやすい病院だと思います。
私が看護する上で心がけているのは、リハビリテーションの日々の積み重ねの成果を「歩く格好が良くなった」「立ち上がるのが安定している」等、具体的に口にして患者さんに伝えることです。患者さんは回復のために辛い筋トレや歩行訓練に取り組んでいますが、苦痛ばかりに気持ちがいきがちになってしまいます。できるようになったことや成長していることにも目を向けられるように、そして少しでも前向きにリハビリテーションに取り組めるように声をかけるようにしています。
患者さんが感情を表出しやすい関わり方をしたい
他院からリハビリ目的で入院してきた患者さんに、何気なく「何か分からないことや不安なことがあったら、なんでも教えて下さい」と声かけしたことがあり、その患者さんから退院した後に「転院や今後について不安だらけだったけど、ふっと気持ちが軽くなった」というお手紙をいただきました。入院してくる患者さんは、様々な不安を抱えていますが、「何が分からなくてどう解決していけばいいのか」が分からず、それもまた不安の要因となっていることも多いです。患者さんからどんなことでも表出してもらえるような、声掛けや傾聴の姿勢が大切だと考えるようになりました。
現在は、通常の看護業務と並行して、臨地実習指導者として看護学生に関わっています。友愛病院で共に働きたいと思ってもらえるよう、看護のすばらしさを伝えていきたいです。
オフの過ごし方
子どもの頃から漫画を読むのが大好き。
子どもが3人いるのでなかなかゆっくり読めないが、休みの日の前日は子ども達が寝たあとに読んでいます。